ワールドカップバレーの勝ち点制について
TCGとは違うスポーツの世界ですが、日本の女子チームの監督やブラジルの監督などが異議を唱えているようで、気になったので考察してみようと思います。
ジャニーズのデビュー会場になるのはおかしい…ということではなく(苦笑)制度についての話です。
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試合方式とロンドン五輪出場権獲得条件
男女大会とも12チームの1回戦総当たり戦(シングル・ラウンド・ロビン方式)。
順位は、※勝ち点、勝ち数、セット率、得点率の高い順で決定し、上位3チームがロンドン五輪出場権を獲得する。
※勝ち点について
セットカウント3-0または、3-1で試合が終了した場合:勝者に3ポイント、敗者は0ポイント
セットカウント3-2で試合が終了した場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイント
セットカウント1-3、もしくは0-3で負けた場合:0ポイント
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というルールです。(ラウンドロビンという言葉を使用していますね…)
問題視されている部分はズバリ
※セットカウント3-2で試合が終了した場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイント
という部分だと思います。
相手にとられたセット数は違えど3セット取って勝ったという事実は変わらないにもかかわらず、相手に2セットとられた時だけ1点減点になるということに合理性が見出せません…。
1セットの価値という点でも3-1で負けた場合は負け側は0点ですので1セット取ったメリットがほとんどありません。(勝ち点、勝ち数が同じ場合にセット率も見ますのでメリットがないわけではありませんが)
勝った場合に3点とすればいいという意見がありますが、そこだけではなく、2セット取った場合だけ1点が入るという部分も1セットの重みの点からいってバランスが取れていません。
どういうルールがあっているかというのはTCGと一緒でそのスポーツのルールや形式などに依存しますので、バレーボールを奥深いところまで知らない自分が語るのはどうかと思うのですが、勝敗(引き分けがないので勝率も勝敗も同意となります)の次に重要なポイントとして「セット」を取るかどうか?という部分が重要視されることだと思います。セットの価値を評価する基準としては「セット率」が役割を果たしています。必要十分です。
「セット率」が評価基準にあるにもかかわらず、セットの取られ方によって増減する点数が、その上位の評価基準にあり、合理性に欠いているという状況は意味が分かりません。
「セット率」の評価基準があれば、プレイヤーに与える心理的な要素としても、負けるとしても可能な限り頑張ろうという気持ちさせて戦いを盛り上がるものとする役割に大きく変わりはありません。(勝っている側の心理として「1セットも与えずに勝ちたい」が「2セット目だけは取られないように勝ちたい」。負けている側の心理として「1セットでも取りたい」が「2セット目を取ってあわよくば逆転したい」となりますので、目に見えない要素として4セット目に2-2のタイに持ち込まれた側の落胆が大きくなる…といった部分はあるかもしれませんが…。)
11勝0敗ですべてフルセット勝ちして22点のチームよりも6勝5敗で勝ちは3-1か3-0、負けはすべて3-2の場合の23点のチームが上位になるのです。
「セット率」まで同じの場合に順位の差をつけるための基準として「得点率」があるというは納得できます。(ちなみに昔は長年「勝敗数」「得点率」「セット率」の順の評価だったそうです。得点率のほうが評価基準として高かったというのも興味深かったりします。得点率が評価基準として上にあることを問題視した人はいなかったんでしょうかね?15点のラリーポイントではない時代だったからでしょうか?こっちのほうが気になってたりします(苦笑))
引き分けのない競技で「勝敗数」「得点率」「セット率」という基準があるにもかかわらずわざわざ得点制を用いる意味はないと思います。
TCGと一緒ですが、勝敗を決める戦いにおけるレギュレーション(ルール)は
・プレイヤーが可能な限り最後まで白熱した戦いを行える(=見ている人も楽める(重要))。
・ゲーム性(スポーツ性)から、重要視される基準の順に評価され、(特に上位の判定基準においては)合理性がある。
ということが満たされているべきと思うんです。
セット率や勝敗の部分を勝ち点だけで順位を決めるのであれば
3-0 勝ち5点 負け0点
3-1 勝ち5点 負け1点
3-2 勝ち5点 負け2点
ぐらいの設定が必要と思います。(※あんまり考えずに書いてます。勝った側にセット数に2点ボーナス&敗者側は2セット取っても勝ちの半分以下の価値しか持たせない…といったTCGでの経験を直感的に書いてみた感じで…。勝ち点制は推奨しない前提の適当な例です。)
私が考えるバレーボールというスポーツは
1・相手に勝つこと
2・なるべく多くのセットを取り・少しでもセットを取られないこと
3・なるべく多くの得点を取り・少しでも失点をしないこと
の順に重要なのだと思います。
今のルールですと
1・1セットまでは取られていいが2セットを取られずに勝つこと
2・負けるとしても2セットを取ること
3・勝つこと
4・なるべく多くのセットを取り・少しでもセットを取られないこと
5・なるべく多くの得点を取り・少しでも失点をしないこと
この順に重要だとルールを決めた人が言っているに等しいです。
合理性うんぬんは別として、単純にわかりにくくないですかね?このルールにすることで何か奥深く見ている側も盛り上がるような展開が期待できますかね?
ちなみに私のルールですと今回の2011年ワールドカップにおける日本女子チームは3位になります!(^^)
ちなみに…ワールドカップの今のレギュレーションであればTCGマイスター対応できてたりします。
スポーツ関係の方々にも使ってもらうように営業してこようかな?(笑)
TCGから脱線しましたが…ではでは…
ジャニーズのデビュー会場になるのはおかしい…ということではなく(苦笑)制度についての話です。
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試合方式とロンドン五輪出場権獲得条件
男女大会とも12チームの1回戦総当たり戦(シングル・ラウンド・ロビン方式)。
順位は、※勝ち点、勝ち数、セット率、得点率の高い順で決定し、上位3チームがロンドン五輪出場権を獲得する。
※勝ち点について
セットカウント3-0または、3-1で試合が終了した場合:勝者に3ポイント、敗者は0ポイント
セットカウント3-2で試合が終了した場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイント
セットカウント1-3、もしくは0-3で負けた場合:0ポイント
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というルールです。(ラウンドロビンという言葉を使用していますね…)
問題視されている部分はズバリ
※セットカウント3-2で試合が終了した場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイント
という部分だと思います。
相手にとられたセット数は違えど3セット取って勝ったという事実は変わらないにもかかわらず、相手に2セットとられた時だけ1点減点になるということに合理性が見出せません…。
1セットの価値という点でも3-1で負けた場合は負け側は0点ですので1セット取ったメリットがほとんどありません。(勝ち点、勝ち数が同じ場合にセット率も見ますのでメリットがないわけではありませんが)
勝った場合に3点とすればいいという意見がありますが、そこだけではなく、2セット取った場合だけ1点が入るという部分も1セットの重みの点からいってバランスが取れていません。
どういうルールがあっているかというのはTCGと一緒でそのスポーツのルールや形式などに依存しますので、バレーボールを奥深いところまで知らない自分が語るのはどうかと思うのですが、勝敗(引き分けがないので勝率も勝敗も同意となります)の次に重要なポイントとして「セット」を取るかどうか?という部分が重要視されることだと思います。セットの価値を評価する基準としては「セット率」が役割を果たしています。必要十分です。
「セット率」が評価基準にあるにもかかわらず、セットの取られ方によって増減する点数が、その上位の評価基準にあり、合理性に欠いているという状況は意味が分かりません。
「セット率」の評価基準があれば、プレイヤーに与える心理的な要素としても、負けるとしても可能な限り頑張ろうという気持ちさせて戦いを盛り上がるものとする役割に大きく変わりはありません。(勝っている側の心理として「1セットも与えずに勝ちたい」が「2セット目だけは取られないように勝ちたい」。負けている側の心理として「1セットでも取りたい」が「2セット目を取ってあわよくば逆転したい」となりますので、目に見えない要素として4セット目に2-2のタイに持ち込まれた側の落胆が大きくなる…といった部分はあるかもしれませんが…。)
11勝0敗ですべてフルセット勝ちして22点のチームよりも6勝5敗で勝ちは3-1か3-0、負けはすべて3-2の場合の23点のチームが上位になるのです。
「セット率」まで同じの場合に順位の差をつけるための基準として「得点率」があるというは納得できます。(ちなみに昔は長年「勝敗数」「得点率」「セット率」の順の評価だったそうです。得点率のほうが評価基準として高かったというのも興味深かったりします。得点率が評価基準として上にあることを問題視した人はいなかったんでしょうかね?15点のラリーポイントではない時代だったからでしょうか?こっちのほうが気になってたりします(苦笑))
引き分けのない競技で「勝敗数」「得点率」「セット率」という基準があるにもかかわらずわざわざ得点制を用いる意味はないと思います。
TCGと一緒ですが、勝敗を決める戦いにおけるレギュレーション(ルール)は
・プレイヤーが可能な限り最後まで白熱した戦いを行える(=見ている人も楽める(重要))。
・ゲーム性(スポーツ性)から、重要視される基準の順に評価され、(特に上位の判定基準においては)合理性がある。
ということが満たされているべきと思うんです。
セット率や勝敗の部分を勝ち点だけで順位を決めるのであれば
3-0 勝ち5点 負け0点
3-1 勝ち5点 負け1点
3-2 勝ち5点 負け2点
ぐらいの設定が必要と思います。(※あんまり考えずに書いてます。勝った側にセット数に2点ボーナス&敗者側は2セット取っても勝ちの半分以下の価値しか持たせない…といったTCGでの経験を直感的に書いてみた感じで…。勝ち点制は推奨しない前提の適当な例です。)
私が考えるバレーボールというスポーツは
1・相手に勝つこと
2・なるべく多くのセットを取り・少しでもセットを取られないこと
3・なるべく多くの得点を取り・少しでも失点をしないこと
の順に重要なのだと思います。
今のルールですと
1・1セットまでは取られていいが2セットを取られずに勝つこと
2・負けるとしても2セットを取ること
3・勝つこと
4・なるべく多くのセットを取り・少しでもセットを取られないこと
5・なるべく多くの得点を取り・少しでも失点をしないこと
この順に重要だとルールを決めた人が言っているに等しいです。
合理性うんぬんは別として、単純にわかりにくくないですかね?このルールにすることで何か奥深く見ている側も盛り上がるような展開が期待できますかね?
ちなみに私のルールですと今回の2011年ワールドカップにおける日本女子チームは3位になります!(^^)
ちなみに…ワールドカップの今のレギュレーションであればTCGマイスター対応できてたりします。
スポーツ関係の方々にも使ってもらうように営業してこようかな?(笑)
TCGから脱線しましたが…ではでは…
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